フランス式 美の流儀(著クレマンス・フォン・ミフリング)を読了しました。
結論として、フランスやパリジェンヌ好きな方はもちろんのこと、美容好きのバイブルとしてもおすすめの書籍でしたので、私が感じたことや今後取り入れたいことをご紹介します!
この本はこんな方におすすめ
- アベンヌやラロッシュポゼ、ディオール、ゲラン、シャネルなどフランスのコスメが好きな方。
- パリジェンヌの実体験や生の声をもとに、美容法を取り入れたい方。
- 美容や医療の専門家の意見から、科学的に正しい美容法を知りたい方。
この本を読んで私が感じたこと
この本は、ただの「パリジェンヌ万歳!フランス万歳!」な自己啓発本とは違います。
数多くの専門家へのインタビューやリサーチを経た、重厚な専門書のような印象を受けました。
よくある「感情や雰囲気を大事にする意識高い系美容書」ではなく、専門家の意見と具体的なおすすめ品がふんだんに盛り込まれた、論文でいうところの総説のような内容になっています。
美容好きなら誰でも知っている基礎知識から、より一歩踏み込んだ「目から鱗」な情報までしっかり記載があり、値段以上の価値があると感じます。
全身のありとあらゆるケアについて詳しく解説されているため、フランスの美容法やコスメを知るツールとしてだけでなく、美容全てにおけるバイブル書としても活用できます。
また、実際のパリジェンヌの声として、お母さん、お祖母さんの美容法も紹介されていて参考になりましたし、フランスの人たちの考えに触れることができたのも良かったです。
おすすめ商品の中にはアべンヌ、ビオデルマ、ラロッシュポゼを始め、ディオールやゲランなど、日本でもドラッグストアや百貨店で目にするフランスコスメがたくさん登場して、読んでいて華やかな気分にもなれます。
ただ少し気になったのは、やはり日本とフランスでは考えや環境が異なる部分もあり、すべての美容法をそのまま受け入れることはできないという点です。
例えば、本書ではダブルクレンジングや顔のマッサージを推奨されていましたが、日本では「肌への摩擦や刺激はしみ・しわに繋がるので避けましょう」という風潮の方が強いと思いますし、私も顔をこする行為はあまりしたくないな〜と思いました。
ともあれ、この本には美容に関する新たな学びや発見が沢山ありました。
私がこれから心がけたいことや取り入れてみたいことをいくつかご紹介します!
この本を読んで私が取り入れたいこと
スキンケア前にターマルウォーターを使う
この本では色んな箇所でターマルウォーター使用を推奨されていました。
アベンヌウォーターなどは日本でも有名ですよね。
個人的に、「フランスは硬水だから分かるけど、日本は軟水だからこういう商品は必要ないのでは?」と思っていました。
しかし、以下のような記載を見つけました。
また、抗炎症作用と抗搔痒(かゆみ止め)作用のあるマイクロフローラも含んでいます。
フランス式 美の流儀、クレマンス・フォン・ミフリング著
ただ肌のphを調整したり、ミネラル分を落とすだけではないのですね!
産後、肌が凄く敏感になっていて、乾燥や少しの刺激でぴりぴりしたり痒みを感じたりするので、私もターマルウォーターを取り入れてみたいと思いました。
レチノールによるA反応対策にも使えそうですよね。
小さいサイズは1本500円程度と、気軽に購入できるのがありがたいです。
シャンプーは少量を薄めて使う
本書では、洗いすぎによる髪へのダメージについて言及しており、「髪質に合ったシャンプーを少量、水と混ぜて、頭皮にだけ使う」ことを推奨されていました。
確かに一時期、シャンプーを週1回しかしないと公言するセレブが現れたりと、ノーシャンプーブームが話題でしたよね。
私も、療養のためではありますが、シャンプーを週2回にしていた時期がありました。
確かに髪の毛へのダメージが抑えられ、艶やかにはなったのですが、臭いやベタつきがひどくなり、家族に申し訳ない気持ちになりました。
でも、「少量のシャンプーを毎日」であれば臭いが周りに迷惑になることもないし、自分もスッキリするし、続けられそう!早速今日から実践しようと思います。
フランスの万能クリームで唇ケアする
フランス女性の間では、オメオプラスミンという軟膏が人気のようです。調べてみると、日本でも冨永愛さんが愛用されているみたいです。(参考:https://www.vogue.co.jp/fashion/i_supermodel/vol38)
炎症を起こした皮膚のどの部位にも使用できるとのことで、炎症や痒みを抑え、自己治癒力を高めてくれるようです。
これ、いいですね!
私の唇は年中がさがさで、皮剥けが本当にひどいので、買ってみようと思います。
購入したらまた感想を記事にしたいと思います!
「フランス式 美の流儀」は美容好き・フランス好きの必読書!
いかがでしたか?
この本はフランスの空気感を存分に感じられるだけでなく、美容の専門書としても大いに役立つ本だと感じました。
フランス好き・美容好きの方は、ぜひ「フランス式 美の流儀」を手に取ってみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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